新星OBの活躍

試合


第72回春季東海地区高等学校野球大会出場
聖隷クリストファー高校 3年 上田一心

第9期生の一心(いっさ)が、故郷・伊勢のダイムスタジアムに凱旋した。
野球を始めたのは小学1年生のとき。中学では地元のクラブチーム伊勢志摩ボーイズに進み、1年生ながら春の全国大会で無失点の好投を見せてくれた。

高校は親元を離れ、静岡の名門・聖隷クリストファー高校に進学。1年夏には早くもベンチ入りを果たし、順風満帆に見えた野球人生。しかし新チームでは後輩にエースの座を譲ることとなり、悔しさとともに挫折を味わった。

だが一心はそこで諦めなかった。人一倍の努力を重ね、練習に打ち込む日々。そして迎えた3年春、静岡県大会の決勝戦で先発登板し、見事な完封勝利。チームを静岡県大会優勝へと導き、第72回春季東海地区高等学校野球大会への出場を果たした。

地元では一心の凱旋を心待ちにしていた指導者や選手、OBたちが、ダイムスタジアム伊勢に応援に駆けつけた。

試合は最終回までもつれる大熱戦。惜しくも9回二死からのサヨナラ負けで初戦敗退となったが、今後の活躍が期待される。

新星OBの期待の星・一心。
その挑戦はまだまだ続く。
目指すは、甲子園のマウンド!